第11期はちおうじ志民塾の卒塾式が行われました。

 令和元年9月14日に開講した第11期はちおうじ志民塾は6か月間の講座を終了し、2月22日(土)午後1時から八王子労政会館にて「卒塾式」が行われました。今期は22名の方が卒塾され、当日は3名の欠席者を除く19名の方に石森孝志八王子市長より、お一人づつ修了証書が授与されました。この6か月間の講座で、受講生は様々なカリキュラムを学びました。志民塾は大きく分けて「3つの知る」をテーマに16講座を構成しています。「ご自身を知る」「八王子を知る」「地域活動を知る」です。ご自身を再発見し、卒塾後の海図を作成する「人生の棚卸し」では、塾生同士がアドバイスし合いながら「ワークショップ」を楽しみました。八王子のまち歩きでは、八王子市内の特徴ある個性的なお店や歴史のある銭湯などを見て回り、首都大学南大沢キャンパスでの講座では、グループに分かれて大学生とのワークショップを行いました。「地域活動を知る」では、貸し切りバスで八王子市小津町のNPO法人小津倶楽部を訪ね、町会がNPOを立ち上げて、まちづくり活動を実践している状況を学びました。ここでは、ピザを焼いたり、薪割り体験などもしました。また、八王子市内のNPO訪問では「多摩草むらの会」と「フュージョン長池」を見学し、それぞれ活動の様子を学びました。

 カリキュラムの16講座とは別に、塾生が4グループに分かれて、自分たちで設定した地域課題のテーマに沿って、NPOや各種施設を自主訪問し、その研究結果を卒塾発表という形で報告し合いました。

卒塾式では皆さんお一人づつ、卒塾後の「志の表明」をされました。受講生の方々のこれからの進路は様々と思いますが、ぜひ志民塾で学ばれたことを活かし、それぞれの分野で八王子市の活性化に貢献して頂ければ幸いです。卒塾しても、ぜひ「八王子市市民活動支援センター」を活動の拠点としてご利用頂ければ幸いでございます。事務局一同、11期生の皆さまの今後のご活躍を心から祈念しております。

 (はちおうじ志民塾は、八王子市が企画・実施し、その運営をNPO法人八王子市民活動協議会が受託しているものです)


半年間の講座風景の一コマ(画像をクリックすると大きくなります)