第10期はちおうじ志民塾の卒塾式が行われました。

 平成30年9月8日に開講した第10期はちおうじ志民塾は6か月間の講座を終了し、2月23日(土)午後3時から八王子労政会館にて「卒塾式」が行われました。今期は21名の方が卒塾され、当日は2名の欠席者を除く19名の方に石森孝志八王子市長より、お一人づつ修了証書が授与されました。この6か月間の講座で、受講生は様々なカリキュラムを学びました。志民塾は大きく分けて「3つの知る」をテーマに16講座を構成しています。「ご自身を知る」「八王子を知る」「地域活動を知る」です。ご自身を再発見し、卒塾後の海図を作成する「人生の棚卸し」では、塾生同士がアドバイスし合いながら「ワークショップ」を楽しみました。八王子のまち歩きでは、八王子市内の歴史ある老舗店を見て回り、また八王子祭り囃子の体験などもしました。首都大学南大沢キャンパスを会場に、グループに分かれて大学生とのワークショップも行いました。「地域活動を知る」では、貸し切りバスで八王子市小津町のNPO法人小津倶楽部を訪ね、町会がNPOを立ち上げて、まちづくり活動を実践している状況を学びました。ここでは、ピザを焼いたり、薪割り体験などもしました。また、八王子市内のNPO施設数か所をバスで回って訪問し、それぞれ活動の様子を学びました。

 今年の受講生は21名ですが初めて男女比が逆転し、女性11名、男性9名という構成でした。そのため、講座風景もどことなく華やかに感じられました。

卒塾式では皆さんお一人づつ、決意表明をされました。受講生の方々のこれからの進路は様々と思いますが、ぜひ志民塾で学ばれたことを活かし、それぞれの分野で八王子市の活性化に貢献して頂ければ幸いです。卒塾しても、ぜひ「八王子市市民活動支援センター」を活動の拠点としてご利用頂ければ幸いでございます。事務局一同、10期生の皆さまの今後のご活躍を心から祈念しております。

 (はちおうじ志民塾は、八王子市が企画・実施し、その運営をNPO法人八王子市民活動協議会が受託しているものです)