王子学園都市大学(いちょう塾)で「草むらの会」代表の風間美代子氏が講演をしました

 八王子市には「だれもがいつでも多様に学び豊かな文化を育むまち」を実現するため、八王子市と八王子地域23大学・短期大学・高等専門学校、企業および市民との協働により、市民の皆さんが意欲を持って学ぶことのできる機会を提供しようと、平成16年9月より開学した八王子学園都市大学(愛称:いちょう塾)があります。毎年、多様な講師陣による充実した講座は、市民が自分のライフスタイルに合わせ、様々な分野を学べる、まさに市民のための大学となっています。

私たち八王子市民活動協議会は、開学当初より毎年、市民活動分野に関する講座を担当しており、これまで様々な講師の方々による多くの講座を提供してきました。今年の講座は、平成26年11月14日(金)、NPO法人多摩草むらの会代表、風間美代子氏にご登壇いただき、収益性、継続性、発展性、地域貢献性を備えた社会福祉事業の必要性について講義していただきました。
 多摩草むらの会は、うつ病や統合失調症などの精神疾患が年々増える中、精神障がい者が、安心して自立した生活ができるよう、就労支援、自立生活支援、相談支援など、様々な支援事業を展開している組織です。「はたらく」とは「夢を追うこと」との思いから、福祉の枠を超え、障がいがあっても依存するだけでなく誰かの役に立ちたいと願う人とともに、楽しく夢を追い続けたい。障がい者がプライドや生きる希望を持って働くためには、事業としての収益性や継続性を備えると同時に、留まることのない発展性と地域に貢献できる事業でなければならないことなどについて、平成9年、家族会発足以来の実績に基づいた講義に、受講生も熱心に聞き入っていました

八王子学園都市センター講座会場入り口

講座修了後
受講生との質疑応答が続きました


 【八王子学園都市大学の沿革】
八王子市では、「誰もがいつでも多様に学び豊かな文化を育むまち」を実現するため八王子地域23の大学・短期大学・高等専門学校や企業及び、地域のみなさんが意欲を持って学ぶことのできる機会を提供することを目的に平成16年度9月1日に「八王子学園都市大学(愛称:いちょう塾)」を開学いたしました。
ホームページはこちらをご覧下さい。
八王子学園都市大学HPより

 

NPO法人多摩草むらの会とは】 
多摩草むらの会では、心の病を持つ精神障がい者が安心して自立した生活ができるよう、就労支援、自立生活支援、相談支援など、様々な形で支援事業を展開しています。
ホームページはこちらをご覧下さい。
多摩草むらの会HPより